歌詞和訳|Tahiti80 - Easy

フランスのポップバンド、Tahiti80。
5thアルバム"THE PAST, THE PRESENT & THE POSSIBLE"(2011年)から、6曲目"Easy"の歌詞を和訳します。

軽やかでポップな曲調です。
途中で切なげな変調があるのが、Tahiti80お得意のセンティメントで素敵です。

しかし、歌詞はなかなか残酷。
振る側の女性の気持ちを歌った曲は多いですが(典型的なのだと、テイラー・スウィフトの"We Are Never Ever Getting Back Together"とか)、
振る側の男性の気持ちを歌った曲は珍しいのでは?

この歌詞は少し違った解釈もできるので、下で考察しています。


I've been lookin' all around
For something to change my mind
Felt like floatin' on the ground
And I wasn't satisfied with what I found
僕はきょろきょろしていたんだ
僕の気持ちを変えてくれるものを見つけるために
地面の上を流れていくような気分だった
そして見つけたものに僕は満足できなかった

Woke up lookin' like a creep
'Cause I couldn't get no sleep
Snowflakes stirring to sleep
But my heart still beats for something sweet
這うようにベッドから起き上がった
なぜなら僕は全然眠れなかったから
雪の結晶を見ていると眠くなる
だけど僕の心は、何か素敵なものを思って踊っている

Come on now, ease the pain
I ain't gonna fall for you again
So why don't you erase my name?
'Cause I won't ever feel the same
ほら、心の傷を癒やしなよ
僕はもう君を好きになれない
だから僕の名前を消しなよ
僕はもう前と同じ気持ちにはなれないから

Could figure out what it's all about
I won't be there to hold you tight
Make a turn on the next runabout
Following the signs inside your mind
どういうことか、わかるだろう
僕はもう君を抱きしめに行ったりはしない
あの自動車が留まっている所で曲がって行ってくれ
あとは君の心の中の標識に従って進めばいい

Yes, I've been here before
It's not gonna be like before
Yes, we've been here before
But I'm not gonna take it no more
そうさ、僕は以前はここにいたよ
でも、もう前みたいにはならないんだ
そうさ、僕たちは以前はここにいたよ
でも、もう僕はここにいたくない

Come on now, ease the pain
I ain't gonna fall for you again
So why don't you erase my name?
'Cause I won't ever feel the same
ほら、心の傷を癒やしなよ
僕はもう君を好きになれない
だから僕の名前を消しなよ
僕はもう前と同じ気持ちにはなれないから

I'm sorry, I'm just different from you
I can't give you more than you want me to
My life is near the end, you know it too
ごめん、僕は君とは違うんだ
君が望む以上のものを、僕は君にあげられない
僕の人生は終わりに近いんだ、君も知っているだろう

Come on now, ease the pain
Things will never be the same
Come on now, ease the pain
I ain't gonna fall for you again
ほら、心の傷を癒やしなよ
もう前みたいにはならないんだよ
ほら、心の傷を癒やしなよ
僕はもう君を好きになれない

So why don't you erase my name?
'Cause I won't ever feel the same
'Cause I won't ever feel the same
だから僕の名前を消しなよ
僕はもう前と同じ気持ちにはなれないから
僕はもう前と同じ気持ちにはなれないから

Come on now, ease the pain
I ain't gonna fall for you again
So why don't you erase my name?
'Cause I won't ever feel the same
ほら、心の傷を癒やしなよ
僕はもう君を好きになれない
だから僕の名前を消しなよ
僕はもう前と同じ気持ちにはなれないから

Come on now, ease the pain
ほら、心の傷を癒やしなよ


"もう君のことは好きになれないから、早く僕のことを忘れてよ。
もう前みたいには戻れないんだ。
さっさと心の傷を癒やして立ち直ってくれ。"

といった歌詞ですね。
こんなお洒落ポップサウンドに合わせて、かなり残酷な感情を歌っています。笑

ただし、引っかかるのが、
My life is near the end, you know it too
僕の人生は終わりに近いんだ、君も知っているだろう
の部分。

もしかして。。。
死期が近い主人公が、恋人をあえてひどく振ることで、恋人が自分を忘れて楽しく生きていけるように願っているのでは。。。?

よくあるストーリーですが、そんな気もしてきました。
そうすると、手ひどく振るのも納得がいきます。

同じ考察をしている人がいないか、国内外のサイトを探してみましたが、特に見つけられず。
もし皆さんの解釈がありましたら、教えてください。

"Easy"収録のアルバムはこちら。

また、Tahiti 80は2018年10月に来日します!
2年半ぶりの単独公演です。私も行く予定。
TAHITI 80 | CREATIVEMAN PRODUCTIONS

追記

来日公演、行ってきました!感想記事はこちら。
2018/10/11 Tahiti 80@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE ライブレポ

では!

その他Tahiti80の記事はこちら。

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