アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー出身のパンク・ロックバンド、Green Day(グリーン・デイ)。
13thアルバム"Father Of All…"(2020年)から、1曲目"Father Of All…"の歌詞を和訳します。
曲の解説
13thアルバム"Father Of All…"のタイトルソングです。13枚目ということに驚きます。Green Dayは多作なバンドですね。
"Father of All..."というタイトルが気になりますが、これは"Father Of All Motherfuckers"(全てのクソ野郎達の父)を省略したものです。
アルバムジャケットを見るとそのことが分かります。
"Motherfuckers"は検閲に引っかかりそのまま印刷できないので、ユニコーンの絵を被せたとのこと。彼らの遊び心を感じます。
歌詞和訳
I woke up to a message of love愛のメッセージで目が覚めた
Choking up on the smoke from above
I'm obsessed with the poison and us
What a mess? 'Cause there's no one to trust
上からの煙で息が詰まる
俺はその毒と俺達自身に夢中だ
何てめちゃくちゃなんだろう?だって信じられる奴は誰もいない
Huh-uh, come on, honeyほら、おいでハニー
Huh-uh, count your money
Huh-uh, what's so funny?
There's a riot living inside of us
ほら、お前の金を数えろ
ほら、何がそんなにおかしいんだ?
俺達の中には暴動が住み着いている
I got paranoia, baby俺は妄想症になった、ベイビー
And it's so hysterical
Crackin' up under the pressure
Looking for a miracle
Huh-uh, come on, honey
Lyin' in a bed of blood and money
Huh-uh, what’s so funny?
We are rivals in the riot inside us
Uh-huh, yeah
すごくヒステリックなんだ
プレッシャーの下で大笑いして
奇跡を探している
ほら、おいでハニー
血と金のベッドの中で横たわっている
ほら、何がそんなにおかしいんだ?
俺達の中の暴動において、俺達はライバルなんだ
ほら、ああ
I'm impressed with the presence of none何も存在しないことにもはや感心するよ
I'm possessed from the heat of the sun
Hurry up 'cause I'm making a fuss
Fingers up 'cause there's no one to trust
俺は太陽の熱に取り憑かれている
急げ、俺が今から大騒ぎするから
指を立てろ、信じられる奴は誰もいないから
Huh-uh, come on, honeyほら、おいでハニー
Huh-uh, count your money
Huh-uh, what's so funny?
There's a riot living inside of us
ほら、お前の金を数えろ
ほら、何がそんなにおかしいんだ?
俺達の中には暴動が住み着いている
I got paranoia, baby俺は妄想症になった、ベイビー
And it's so hysterical
Crackin' up under the pressure
Looking for a miracle
Huh-uh, come on, honey
Lyin' in a bed of blood and money
Huh-uh, what's so funny?
We are rivals in the riot inside us
すごくヒステリックなんだ
プレッシャーの下で大笑いして
奇跡を探している
ほら、おいでハニー
血と金のベッドの中で横たわっている
ほら、何がそんなにおかしいんだ?
俺達の中の暴動において、俺達はライバルなんだ
Huh-uh, come on, honey俺は妄想症になった、ベイビー
Lyin' in a bed of blood and money
Huh-uh, what's so funny?
We are rivals in the riot inside us
Huh-uh, come on, honey
Lyin' in a bed of blood and money
Huh-uh, what's so funny?
We are rivals in the riot inside us
Uh-huh, yeah
すごくヒステリックなんだ
プレッシャーの下で大笑いして
奇跡を探している
ほら、おいでハニー
血と金のベッドの中で横たわっている
ほら、何がそんなにおかしいんだ?
俺達の中の暴動において、俺達はライバルなんだ
ほら、ああ
歌詞の解説
誰も信じられない世の中。みんな内側に暴れるような気持ちを抱えて生きている。
これから俺が騒ぎ立ててやるよ、暴動を起こそうぜ。
そんな歌詞です。
Green Day本人達曰く、この曲は政治的な内容ではなく、単純にカオスな世界で起こる暴動や争いを歌った、とのことです。
とはいえ今までの彼らの曲を思うと、アメリカや世界の政治を批判する歌詞にも聞こえます。
"Father Of All Motherfuckers"(全てのクソ野郎達の父)という直接的なタイトルからも、アメリカ大統領批判ではないかとつい勘ぐってしまいます。
昔から今までずっと、音楽的にも政治的にもパンクを貫く姿勢がかっこいいです。
これほど大衆に受け入れられているパンク・バンドは、Green Dayが唯一ではないでしょうか。
これからも力強く楽しんで活動し続けてほしいです。
購入
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