歌詞和訳|Gregory Alan Isakov - Morning Lady

南アフリカ・ヨハネスブルグ出身のシンガーソングライター、Gregory Alan Isakov(グレゴリー・アラン・イザコブ)。
1stアルバム"Rust Colored Stones"(2003年)から、2曲目"Morning Lady"の歌詞を和訳します。

読者の方からリクエスト頂き、和訳します!
アコースティックな響きで、ゆったりと落ち着きたいときに良い曲です。

歌詞も癒し系かと思いきや、なかなか哀愁の漂う内容になっています。


From the window if I'm quiet
trains of thought.
僕がもし窓際で大人しくしてたら、
思考を巡らせているってこと

We sit like watchmen in lonely towers.
Dark by now.
孤独な塔で、僕たちは見張り人みたいに座っている
もうあたりは暗くなった

I saw them grazing
wished I could follow a hidden moon
two stories high.
彼らが放牧しているのを見たよ
2階上に浮かんでいる、隠れた月を追いかけられたら良いのに、と思った

All we need now is a movement here.
And aw, we sit like watchmen.
僕たちに必要なのは、この場所で動きだす何かだ
だけど結局、あぁ、僕たちは見張り人みたいに座るんだ

Sweet morning lady.
Sweet is so necessary.
I just don't know why..
甘美な朝のお嬢さん
甘さは必要だ、とてもね
なんでかはわからないけれど…

And now we circle the sidewalks of this suitcase town
We have found some comfort here.
そして今僕たちは、スーツケースみたいなこの街を、ぐるぐる歩き回る
ここにいると落ち着くって、僕たちは気付いたんだ

We are experts. We are experts of the past.
僕たちはエキスパートだ、僕たちは過去のエキスパートだ

Coffee is cold like evening air
and still we sit like watchmen.
コーヒーは夜の空気みたいに冷え切っている
そしてまだ僕たちは見張り人みたいに座っている

Sweet morning lady.
Sweet, sweet is so necessary.
I just don't know why..
I just don't know why..
甘美な朝のお嬢さん
甘さ、甘さはとても必要だ
なんでかはわからないけれど…
なんでかはわからないけれど…


居心地が良いけれど、変化のない場所。
動かなきゃ、とわかっているのに、見張り人みたいに僕たちは座り続けてしまう。

そんな自分を自嘲しながらも、甘美で平和な時間に、身を委ねている主人公が目に浮かびます。
それは、まさにこの"Morning Lady"という、甘美でゆるやかな曲を聴いている私達にも、当てはまるのかも知れません。

コーヒーは夜の空気みたいに冷え切っている
という表現がおしゃれで好きです。
コーヒーがうっかり冷めたときに、使ってみようかな。笑

"Morning Lady"収録の、アルバム"Rust Colored Stones"はこちら。

では!

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