2019/02/25(月)、Maroon 5の単独来日公演"Red Pill Blues Japan Tour"に行ってきました!
1夜限りの東京ドーム公演でした。大阪公演や他日公演は無し。
"何年も残る良い曲を作りたい"という彼らの思いが伝わってくる、正統派のポップ&ロックライブでした。
会場の様子
東京ドームは水道橋駅、後楽園駅、春日駅が最寄りです。今回は都営大江戸線の春日駅から行ってみました。徒歩6分程度です。
6番出口を出て左手を向くと、すぐ東京ドームの頭と後楽園駅が見えます。
そこを目指してまっすぐ歩くのみ。簡単です。
収容人数約55000人の東京ドームだけあって、近付くと人がすごいです。
1階にはShake ShackやTaco Bellがありましたが、大行列。
ドーム内の売店や飲み物を担いだ売り子さんも、野球観戦時とほぼ同様に営業しており、なかなかの行列でした。
並ぶのがストレスな方は、食べ物・飲み物は持ち込んだほうが楽です。ただしライブによっては持ち込み不可の場合もあるので、そこはご確認ください。
仕事の後にすぐに向かった私も、前座のDJを聴きながら、座席でコンビニおにぎりを頬張りました。和風ツナマヨ美味しい。
B席でチケットを取った所、2階3塁側の席でかなり後ろの方でした。
とはいえ角度があるので、遠いけれど見やすいです。割と満足。
セットリスト
"Red Pill Blues Tour"というツアー名なので、最新アルバム"Red Pill Blues"からの曲がほとんどかと思いきや、かなりバランス良く全アルバムからヒット曲をピックアップしていました。- What Lovers Do
- Payphone
- This Love
- Misery
- Sunday Morning
- Animals
- One More Night
- Cold
- Maps
- Harder to Breathe
- Don't Wanna Know
- Love Somebody
- Makes Me Wonder
- Rock With You(Michael Jackson cover)
- Moves Like Jagger
アンコール - Forever Young(Alphaville cover)
- Girls Like You
- Lost Stars(Adam Levine song)
- She Will Be Loved
- Sugar
感想
- オープニングがバック・トゥ・ザ・フューチャー
会場が暗転して歓声が上がると、7:53を示す時計の映像が流れ始めました。
"あれ、今7:45くらいだからちょっと惜しいなー"
なんて思いながら見ていると。。。あれ、この映像見たことある!
これです。バック・トゥ・ザ・フューチャー1のオープニングです。
ピタゴラスイッチのように、時計の針が動くことで丸焦げトーストが出てきたり、犬の餌が落ちたりするシーン。
そして、主人公がこっそり研究所でギターを最大音量で鳴らすシーンと共に、"What Lovers Do"のギターが入ります!
主人公が映像でギターを鳴らすたびに、ライブ会場でも実際のギターが鳴る。
いやーこれは笑いながら痺れました。ユーモアたっぷりかつかっこよかったです。
- 映画そのままのLost Stars
オープニングも映画でしたが、アンコールではアコースティックで"Lost Stars"が披露されました。
"Lost Stars"は、アダム・レヴィーンが出演した映画"はじまりのうた"で重要な鍵を握る曲です。映画の中では、アダム演じるミュージシャンが有名になって大きい会場で披露する曲なのですが。。。
いや、そのシーンそのままじゃん!
とテンションがとても上がりました。
大好きな映画の中の名シーンに迷い込んだような、不思議な体験でした。
"はじまりのうた"は本当に良い映画なので、まだ観ていない方はぜひ観てみてください。アダムの出番もかなり多いです。
- Sugarの多幸感
もはや誰もが知っていて、結婚式でもよく流れる曲"Sugar"。
Maroon 5にしては珍しく、まっすぐ幸せな歌詞・曲調のこの曲。
溢れ出る多幸感に観客みんなが思いのまま浸っていました。
なんだか"みんな幸せを望んでいるんだなー"というような、一体感と幸せを感じた瞬間でした。
- 寡黙だけど内側は熱いアダム
ボーカルのアダム・レヴィーンが登場したとき、ひと目見た感想は"タトゥー多いなぁ"でした。
そんな見た目とは裏腹に、過剰に観客を煽ったりは全くせず、ひたすら真剣に歌い続ける彼。正直、盛り上げ上手とは言えません。パフォーマンスという感じのことはほとんどしないです。
きっと繊細で寡黙なタイプなのだろうな、と思いました。以前見たCarpool Karaokeでも静かに面白いタイプでしたし。
しかしライブが進むに連れ、
Tシャツ+袖切りパーカー → Tシャツ → 上半身裸
とだんだん脱ぎだしました。笑
最後の最後では上半身裸になっていました。音楽ライブなので退場にはなりません。
基本ポーカーフェイスだけれど、きっと嬉しかったんでしょうね。内側の熱さを感じました。
まとめ
ほとんど休まずに歌い続けるストイックさ、タトゥーだらけだけれど寡黙な雰囲気のアダム、映画"バック・トゥ・ザ・フューチャー"や"はじまりのうた"へのリスペクト。キャッチーな曲調で勘違いされそうですが、実は非常に真面目に芸術に向き合っているバンドなのだろうな、と思いました。
これからも、教科書に残るような正統派ポップ・ロックを作り続けてほしいです。
アルバム"Red Pill Blues"はこちら。
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では!
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